教師になってから,まとめた本の一覧です。私家版(自費出版したもの)は一般流通しておりません。
読まれたい方がおりましたら,個別にご連絡ください。
-明星大学通信教育学部で教員免許を取得し営業マンから高校教師に転身したボクの話-
この本は,明星大学通信教育学部で小原茂巳教授の教えを受け,<子どもたちに喜ばれる授業をすること>に目覚めた著者の,教師デビューから数年間にわたる歩みを記録したものです。
「ボク自身は<教師という職業>で悩んだりすることよりも,たのしくやれちゃっている部分の方が大きいのです」「教師という職業にかぎらず,<仕事するってたのしそうだな><大人になるのもわるくないものだな>というカンジを,子どもたちには伝えていきたい。そのために,子どもたちの一番身近で働いているボクたち教師にできることは,<生徒と接する時間が一番長い授業をたのしくすること=たのしく仕事をしている姿を見せること>なんじゃないか」と語る著者。そんな新米教師の姿と,それを取り囲む生徒たちの交流は,きっと多くの先生方を励まし,勇気づけ新たな気持ちで明日を迎えさせてくれるでしょう(出版社の紹介文より)。
『ようこそ!大学生!』~公立高校が実践する大学生短期インターンシップのとりくみ~
(私家版) 2021/05/05
学校現場をこれから目指す人たちにとっては,ニュースやネット等のクラい話題,求められるアクティブラーニング,新学習指導要領,ICT教育,コロナ対応等で不安は増す一方なのかもしれません。そこから採用後に発生しうる,「理想と現実のギャップ」「現場と本人とのミスマッチング」は,お互い避けたいよなぁ…。でも,今の学校現場は,志望する人が採用前に気軽に希望する校種に関わったり,見学したりすることはできません。大学の教職課程で課されている「教育実習」も,経験者に話を聞くと,「教師業=忙しいというイメージを植え付ける体験」になってしまっている要素も多くあるようでした。-「志望者に対して,明るく教育や教師生活を考える時間を提供できないだろうか?」「学校現場を知りたい人にもっと関わってもらえる機会が用意できないだろうか?」そんなことを考える中で,教職課程を受講する大学生に対して,高校現場に関わってもらう「大学生短期インターンシップ」という取り組みを,2021年2月,勤務校で企画・実施しました。在籍している高校生やボクら教員にとっても,魅力的で刺激的な5日間でした。このような,学校の先生を安心して目指したくなる取り組み,これからも現場から考えていきたいです。
『地元と飛び出した女子大生と ときどきボクと』 (私家版) 2018/11/16
昨年の11 月、当時勤務していた高校の卒業生の金井さん(連絡当時:北海学園大学1年生)から「大学で留年したっぽい」という LINE が届きました。 今も昔 もよ くある「大学生になったら遊びたくなって,遊んじゃって単位を落としたパターンか(笑)」なんてつもりで話を聞こうと思っていたのですが,話を聞いていくうち,少し事情が違うことに気づきました。どうやら,学びたいと思っていた大学の講義のツマラナサを感じ,一方で自分の興味・関心に対しても迷いが生じているようでした。「自分の生き方はこれでいいのか…?」と。 そんな彼女とのやりとりや考えを教育研究サークル(岩見沢・帯広)で参加者に話したところ,こういった悩みは彼女特有の悩みではなく,高校を卒業した後,新しい進学(進路)先で多くの子どもたちが悩む問題であることに気づきました。 この本はそんな彼女が悩みつつも「休学」という道を選択し,地元の北海道を離れ,不慣れな土地,京都へと旅立って新しい生活を送り始めた記録をまとめたものです。この本が,一年間の旅に彩りを添える存在になれたら・・・なーんてね(笑)。 そして,迷いながら新しい生活を過ごす彼女の生活や考え方は,同年代の読者にもきっと
参考になるはずです。(まえがきより)
『たのしい進路指導への道』 (私家版) 2018/7/15
高校2年生後半~3年生の時期は,一番生徒たちが変容する時期です。卒業後の進路を何も決めていない子が,急に「学校の先生になる!」と言い出したり,受験したい大学が決まった途端,今まで以上に勉強や面接準備に頑張る子が現れたり,進路を考える上で「自分が将来どうしたいのか」が見えなくなって悩む子が現れたり。そういった子たちと一緒に進路のことを考えたり,準備のお手伝いをしたりする。そんな日々に対してボクはとても充実感を持って過ごすことができたのでした。生徒との初々しいやりとりは,ボクがまた高校生たちの進路に携わるときにも役にたつと思ったのでした。(まえがきより)
『たのしい課題研究』 編著 (私家版) 2018/01/03
この本は,前任校で3学年時に週2時間行われている「課題研究」という授業を通して,全体発表の代表女子生徒とボク(高野)との活動記録をまとめたものです。 本来,このような本は「学校で決められている仕事」ではありません。にもかかわらず,本としてまとめたくなったのは,ひとえに代表生徒の魅力です。発表会に向けて,二人三脚でしてきた活動,作った発表資料たち。「たった1回の思い出にするのはもったいない!」と思い,数日で一気に製本してしまいました。 この本を通して,同じ世代の高校生たちには「先輩(or 同級生)も,たのしくやれてるよ」と伝えたいし,オトナの人たちには「高校生から学ぶこともたくさんあるね!」「菊地さん(若い人)の感性,刺激になるね!」と,ぜひ共感してもらいたいと思ったのでした。
学校教育に限らず,生きていく中では,一見「大変そう」「たのしくなさそう」と思える出来事に出会うこともたくさんあると思うのです。その時,やり方や視点を変えてみたり,仲間の存在のおかげで,そういった出来事もたのしくなるのではないか…。彼女との今回の活動を振り返って,そんなことをボクは思うのです。 (まえがきより)
『たのしい教師デビュー』 (私家版) 2017/2/3
- 新米教師のボクから君へ -
前述に紹介した『たのしく教師デビュー』のもとになった私家版の著書です。
表紙は当時の高校3年生がデザインしてくれました。
タカノケイの『小原先生 授業訪問記』 編著 (私家版) 2014/8/15
「小原先生!夏のスクーリングは終わったけれど,通学生向けの講義も見せてもらえませんか!?」
そんなひとことからはじまった,明星大学・小原茂巳先生の通学生向けの講義や学生の様子を記録した訪問記。
※基本的には非売品です。仮説実験授業研究会員の方で読まれたい方がいましたら,高野まで問い合わせください。
・(連載)たのしい教師デビューへの道(6回連載) - 17年10月号 [ No.468 ] ~ 18年03月号 [ No.474 ] -
・教師の書いた反省文 - 教師が失敗したら,どうする? - 17年06月号 [ No.464 ]
・〈片づけ〉について考える -「メンドクサイ」を乗り越えるあれこれ- 16年5月号 [ No.449 ]
・ひとりのようで,ひとりじゃない - まよいながら,高校生と《もしも原子が見えたなら》 -15年11月号 [ No.441 ]
・国会図書館はなかなか便利です 14年4月号 [ No.419 ]
・俺は背骨王だ! - 教育実習で《背骨のある動物たち》 - 13年12月号 [ No.415 ]
・授業をたのしむ大学生たち -「小原先生の授業」体験記 - 13年1月号 [ No.402 ]
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